今回ご紹介する本は
【子どもを否定しない習慣】です。
¥1,760
(2025/06/07 05:31:28時点 楽天市場調べ-詳細)
- 「自分の子育てはこれで大丈夫なのだろうか…」
- 「どうやって育てるのが正解なの?」
- 「自分の接し方が子どもに悪影響を与えてたらどうしよう…」
そんな気持ちのあなたに、ぴったりな1冊です。
れもな
この本を読もうと思ったきっかけは、勉強が嫌いな小4の次女への対応に悩んだことがきっかけだよ。
しめじ
お宅の次女ちゃん、本当に勉強が嫌いだよね。苦手ってよりは、どうしてもやりたくない!って感じがするな~。
れもな
そうなの。やればできる子(のはず!)なんだけど、国語と算数がすんごく嫌いで…。テストの点数が将来大丈夫!?って心配になるレベル。
次女(小4)の勉強嫌いを克服するべくあの手この手を試したけど、完敗でした。
最終的には「勉強しなさい!」「ドリルやらなきゃゲーム禁止!」「将来困るのは次女ちゃんだよ!」「もうママ知らないからね!」と自分で言っていて嫌な気分になる言葉かけをしている自分に気づきました。
この接し方で本当に良いのだろうか。次女に悪影響があるのでは…と不安になり、参考になる本を探していて出会った一冊です。
【子どもを否定しない習慣】読んで次のことが変化しました。
この本で読んで変化したこと
- 自分の言葉かけがいかにダメだったのか、どう変えればいいかが分かり言動を見直せたことで漠然とした育児への不安が減った
- 声のかけ方を変えたことで、イライラが減り穏やかに対応できるようになった
- 「早くやりなさい!」と言うのを辞めたら、子どもが自分で行動した←私が一番おどろいたポイント
れもな
ただの偶然なのか、本の内容を実践したおかげなのか、あれだけ勉強しなさいって言ってもやらなかった次女が自分で勉強したの!!
れもな
いや、ほんとに、私が一番びっくりしたんだよ!実践した内容に関しては
【実践したこと】に詳しく載せているから見てみて!
本を読む時間がない人は、オーディオブックが便利


【子どもを否定しない習慣】心に響いたところベスト3
【子どもを否定しない習慣】を読んで心に響いたところのベスト3は、次の通りです。
▼心に響いたところベスト3
- 否定の言葉が子どもの中にネガティブなセルフイメージをつくる
- 子どものためを思っていても無意識に否定してしまうことがある
- 「早くやりなさい!」は逆効果
れもな
なんか、読んでいて心が痛いというか、めっちゃグサグサ刺さってくる内容が多かったんだけど、その中でも心に響いたところを3つ紹介するね!
否定の言葉が子どもの中にネガティブなセルフイメージをつくる
れもな
子どもへの否定が危ない5つの理由のひとつに「ネガティブなセルフイメージをつくる」ってのがあったの。
子どもの場合は、親のひと言が原因で、それがトラウマになってしまう危険性があります。
引用:子どもを否定しない習慣P38:5行目
セルフイメージとは、「私は○○な人間である」という認識のこと。このセルフイメージが怖いのは、自分に対する自己認識であるにもかかわらず、他人から植えつけられる場合があることです。
引用:子どもを否定しない習慣P39:1行目
れもな
この文章読んだ時に、私の声かけが次女に「私は勉強が嫌い」ってセルフイメージを植え付けてしまったんじゃないかとハッとしたの。
しめじ
確かに何回も「勉強嫌い」「勉強が苦手」ってワードを聞いていたら、自分って勉強嫌いな人間なんだなって思いこんじゃうよね。
れもな
これに気づいてからは「勉強が苦手」ってマイナスなイメージじゃなく「やればできる子」ってプラスに捉えられる言葉に変換するようにしてるよ!
しめじ
「伸びしろがある」とかプラスの言い方はいくらでもあるもんね!
子どものためを思っていても無意識に否定してしまうことがある
れもな
これね、本当に衝撃的だったんだけど…。無意識の否定の例として載ってた内容、私全部コンプリートしてた。全部言ってた。
しめじ
否定には、子どもが危ないことをした時に意識的にする否定(叱る)と、無意識に否定してしまってるパターンがあるんだね。
- 「テレビより宿題を先にやりなさい!」など、直接的なアドバイス
- 「また忘れ物したの?」など、過去と紐づけた非難
- 「いつになったら片づけるの!」など、質問にみせかけた攻撃
- 「○○ちゃんは、ちゃんとできていたよね」など、比較による間接的な侮辱
- 「これができないと大人になってから困るよ」などの脅し
- 「やらなくてもこっちは困らないから、もう知りません」など、無視、無関心
- 「それはあなたのほうが悪い」など、価値観の押しつけ
引用:子どもを否定しない習慣P55:9行目~
れもな
こうやって文章にしてみると、トゲトゲした声かけだよね。全部言ってると思ったらほんと絶望したよ。
れもな
本当にそうだよね!本にも書いてあるんだけど、これって親心から来るものも含まれてるから、意識しないと気づけないと思うんだ。
「早くやりなさい!」は逆効果
れもな
「早くやりなさい!」って今まで何百回と言ってきた自覚あるんだけど、逆効果なんだってーーー!!!(泣)
その「やりなさい!」が子どものやる気を奪う
- 原則1:人は、他人から「やれ」と言われるとやりたくなくなる。
- 原則2:人は、他人が決めたことよりも、自分の決めたことをやる。
引用:子どもを否定しない習慣P146:3行目~
れもな
確かに、自分が子どものころ親に「勉強しなさい!」「早くお風呂に入りなさい!」って言われると「今やろうと思ってたのに~。やる気失くした~。」ってなってたなと思い出したよ。
しめじ
身をもって体験していたのに、大人になると忘れちゃうよね。
れもな
この文章読んでから1回も「早くやりなさい!」って言ってないよ~。
【子どもを否定しない習慣】この本がおすすめな人
【子どもを否定しない習慣】は、次のような人におすすめです。
▼おすすめな人
- 子どもに「早くやりなさい!」と怒ってばかりで自己嫌悪している方
- 子ども自ら考えて行動できるようになって欲しいと思っている方
- 子どもにどんな声かけの仕方をしていいのか悩んでいる方
れもな
本音を言うと、長女が幼稚園生ぐらいの時にこの本に出合いたかった(泣)
しめじ
確かに、早ければ早いだけ子どもに良い影響を与えてただろうね。
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【子どもを否定しない習慣】本の詳細
本の特徴
▼本の特徴
- 子どもの自己肯定感・自主性を伸ばす方法を書いた本
- 著者が仕事で行っているコーチングの技法もふんだんに使われている内容
- 家族関係のつくり方や自分を否定しないセルフマネジメント方法も載っている
目次
【子どもを否定しない習慣】の目次は、次の通りです。
目次を見る方はこちらをクリック
▼目次
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はじめに |
子どもを否定しない子育てのススメ |
第一章 |
「否定しない子育て」を始めよう
- 「部下を育てる」と「子どもを育てる」は何が似ているのか?
- つい、子どもを否定してしまう理由
- 「子どもへの否定」が危ない理由1:自己肯定感が下がり、萎縮していく
- 「子どもへの否定」が危ない理由2:自分の頭で考えられない子どもになってしまう
- 「子どもへの否定」が危ない理由3:ネガティブなセルフイメージをつくる
- 「子どもへの否定」が危ない理由4:「親のこだわり」を押しつけてしまう
- 「子どもへの否定」が危ない理由5:否定が蓄積されて家庭が安全地帯ではなくなる
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第二章 |
「否定しない子育て」で大切なこと
- 「否定」には大きく2種類ある
- 「子どもには子どもの都合がある」ことを理解する
- 家の中の「心理的安全性」を高める
- 親子関係で「心理的安全性」を高める習慣
- 「無条件に許す」という選択肢を持つ
- 「命令口調」から「面白く言う」を意識する
- 「これが正しい」で行為を無理強いしない
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第三章 |
子どもを否定しない「伝え方&叱り方」
- 子どもとのコミュニケーションには大きく3種類ある
- 「叱る」は、必ずしも否定ではない
- やってはいけない叱り方
- 否定を感じさせない叱り方
- 叱る前に、一度承認する
- 「子どもを否定しない自分」になる3つのステップ
- 一方的に話し続けてはいけない
- つい怒ってしまったときのリカバリー法
- 「Youメッセージ」で叱ると、心理的安全性が壊れやすくなる
- 「Weメッセージ」で、家庭の文化をつくる
- 否定しない親は「後出しジャンケン」の会話をしない
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第四章 |
子どもを気持ちよく動かす「否定しない会話術」
- その「やりなさい!」が、子どものやる気を奪う
- 片づけしない子に、片づけさせる会話術
- 子どもが約束を守らなかったときの会話術
- 何かをやらせるときの「レッツ構文」
- 子どもが言うことを聞かないときの「逆を照らす」会話術
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第五章 |
子どもの自己肯定感を伸ばす声かけ
- 「どうしたい?」という魔法の言葉
- 「どうしたい?」に対する答えを否定しない
- 「子どもに使ってほしい言葉」を親が使うと、いい循環が生まれる
- 子どもをむやみに褒めるのは危険
- 否定したくなってしまったときの「承認の言葉」
- 子どもに対して「信じる」と伝えて、本当に信じる
- 「相談してこない子ども」に相談してもらうコツ
- 子どもの言葉を復唱する
- 親のリアクションひとつで、子どもの自己肯定感は変わる
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第六章 |
否定が消える家族関係のつくり方
- 夫婦同士で否定する親は、子どもに対しても否定する
- 夫婦間の話題の69パーセントには「正解」がない
- パートナーの「愛情言語」を知る
- 対話に潜む4つの毒素とリペア・アテンプト
- 夫婦間でやってはいけないこと
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第七章 |
自分を否定しないセルフマネジメント
- 親が「本当の自分」を取り戻そう
- 「自分がされた子育て」から抜け出す
- 「よかったこと」にフォーカスするクセをつける
- 「自分の時間を大切にする」のは、子どものためでもある
- 自分でコントロールできないとこは、口にしない
- 子どもに「過度な喜び」を期待しない
- 「ハッピーな自分に戻れる方法」を見つけておく
- 「自分が好きな自分」思い出す
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おわりに |
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著者の簡単なプロフィール
▼著者のプロフィール
- 名前:林健太郎(はやし けんたろう)
- 否定しない専門家/コーチ
- 合同会社ナンバーツー エグゼクティブ・コーチ
- リーダー育成家・一般社団法人 国際コーチ連盟日本支部創設者
- 大手企業などで延べ2万人以上のリーダーにリーダシップを指導。プライベートでは2児の父として育児に奮闘中。
▼代表著書
- 否定しない習慣
- できる上司は会話が9割
- 優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?
- できるリーダーになれる人は、どっち?
- いまを抜け出す「すごい問いかけ」
れもな
「子どもを育てる」ことと「部下を育てる」ことには、少なくない共通点があるんだって~!本の内容を読んでると納得~!!って思ったよ。
出版会社などの詳細
▼出版会社などの詳細
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詳細 |
著者 |
林健太郎(はやし けんたろう) |
発行者 |
太田 宏 |
発行所 |
フォレスト出版株式会社 |
初版発行日 |
2024年8月23日 |
定価 |
1,600+税 |
¥1,760
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【子どもを否定しない習慣】本の内容を実践してみた
れもな
【子どもを否定しない習慣】を読んで、わたしは3つのことを実践したよ!
▼実践したこと
- 否定する言葉を使わないよう意識する
- 子どもの言葉を復唱する
- 「○○しなさい!」「早くやりなさい!」を言わない
れもな
この3つを実践したんだけど、それぞれ子どもにも自分にも変化があったの!ひとつずつ説明するね!
否定する言葉を使わないよう意識する
しめじ
子どものためを思って言っていた内容でも、否定してると子どもも嫌な気持ちになるもんね。
れもな
そうなんだよ。今までの我が家でよく見られていたパターンが、次のような流れだったの。
▼「子どもを否定しない習慣」を読む前:我が家の声かけ後パターン
①否定する声かけ
れもな
いつまでゲームやってんの!?宿題やらないと後からきつくなるよ!早くやりなさい!
れもな
宿題終わるまでゲーム禁止!明日の準備もしちゃいなよ!
②子どももムッとする
長女(中1)
わかってる~。やろうと思ってた~。お母さん、○○(次女)全然ゲームやめないよ~。
次女(小4)
今ゲーム止めようとしてたのに!!お姉ちゃんだってまだ宿題やってないじゃん!
③姉妹ケンカがはじまる
④私が「うるさーーい!!」と怒る
れもな
いいかげんにしなさい!!別々の部屋に行って勉強してきなさい!!
れもな
でもね、否定の言葉を言わないよう意識したら私も子どももイライラしなくなったの!
しめじ
確かに、否定の言葉って不快だもんね。それがなくなったことで、子ども達もイライラしなくなったのか!
れもな
怒る頻度が激減して、穏やかな日々を過ごしています(笑)
しめじ
今まで、自分でイライラの種をまいて、一人でプンスカ怒っていたのか…。切ない。
否定する言葉を使わないよう意識したことで変わったこと
親子共にイライラする頻度が減り穏やかに過ごせるようになった
子どもの言葉を復唱する
「真剣に話を聞かないというのも否定」と私は自著でもお伝えしていますが、親身に聞いてくれないということは子どもの心に大きな負担を強いるものです。
引用:子どもを否定しない習慣P50:8行目
れもな
この文章を読んで、私ってちゃんと子どもの話を聞く姿勢だったか?と疑問をもったのよ。
子どもが何かを言ってきたとき、子どもが言ったことを、言った通りにそのまま復唱すると、子どもは承認されたと感じ、自己肯定感が上がります。
引用:子どもを否定しない習慣P197:2行目
れもな
子どもの言ったことを復唱するだけで、ちゃんと聞いてもらってる!って子どもは思うんだ~。ぐらいの感覚で【子どもの言葉を復唱する】を実践したんだ。
れもな
子どもの言葉を復唱するのをはじめて、2日目ぐらいした時に気づいたの。娘たちの話す量が倍増したことに(笑)
しめじ
え、お宅の娘たち、ただでさえマシンガントークするタイプだよね…
れもな
そうなのよ。今までもマシンガントークだったんだけど、さらにすごく話してくれるようになった!学校の出来事とか、他愛もないこととか。「ママ聞いて!」ってワードがとても増えたよ。
しめじ
聞いてもらえてるって実感があるから、たくさん話したくなるんだろうね~!
子どもの言葉を復唱したことで変わったこと
- 子どもが学校の出来事など、たくさん話すようになった
- 「ママ聞いて!」というワードが増えた
- 楽しそうに話す子どもを見てほっこりできる
「○○しなさい!」「早くやりなさい!」を言わない
れもな
ねぇ、聞いて。ほんと、これウソみたいな本当の話なんだけど…。
れもな
「勉強しなさい」って言わなくして3日後だったかな…あの勉強嫌いな次女ちゃんが!!自分から宿題以外の勉強に取り組んだの!!!!
しめじ
またまた~。休日にドリルやらなきゃゲーム禁止にしたら1日折り紙するレベルで勉強嫌いな次女ちゃんが自ら勉強だなんて~。
れもな
って言って、自分の持ってる図鑑の内容をノートに写しはじめたんだよ!!
▼次女が自ら勉強をした
※蜂の絵は図鑑のコピーを貼っています
れもな
これ以外にも、何枚か本の内容をノートに写していたよ!
れもな
勉強以外にも、何も言ってないのに次の日の学校の準備して、ランドセルを玄関にセット、翌日着る洋服まで出してるの見て、アゴが外れるかと思ったよ!
しめじ
今までやりなさいって言ってもやらなかったのにね。子どもって不思議だね~!
れもな
私の「やりなさい!」が子どものやる気を奪ってたんだと痛感したよ。今は、「やりなさい」じゃなくて「何時頃にやる予定~?」とかに言い方変えてるよ!
れもな
毎日できているわけじゃないけど、自分で考えて行動した大きな一歩だと思う!これからも実践しながら様子見ていきたいな!
まとめ
れもな
今回【子どもを否定しない習慣】を読んで、育児に対しての漠然とした不安がなくなり、子どもの新たな一面をみることができたよ!
しめじ
同じ悩みを持つ親御さんは多いと思うから、ぜひ読んでみて欲しいね!
¥1,760
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